匿名の女性たち

私は当事者ではない

Anonymous Women

-Not the one concerned

匿名の女性たち

私は当事者ではない

Anonymous Women

-Not the one concerned

アーティスト

匿名の女性 1
匿名の女性 2
匿名の女性 3
匿名の女性 4
匿名の女性 5
匿名の女性 6
匿名の女性 7
匿名の女性 8
匿名の女性 9
five minutes

アナ・アリスティムニョ・オリビエラ
アオー・ノパワン
ベアトリス・ディディエー
ディンプル・B・シャー
イヴ・タン
ジェシカ・タント
住吉山実里&タム・ファム
ネリサ・デル・カルメン・グアヴェラ
ノエル・ランゴン
プリーマ・ナジア・アンデリーブ
クイン・ラム
ラケル・デ・ロヨラ
山岡さ希子
スネザナ・ゴルヴォヴィッチ
ヨンジョン

キュラトリアルノート

自分のアイデンティティを表現することが禁じられたとき、 どのように物事を伝えることができるだろうか。

この問いは空想のものだが、この状況は現実に起こったことだ。ミャンマーの歴史の中には「匿名」や「作者不明」という言葉では表現しきれないアイデンティティが存在してきたが、2021年2月の軍部によるクーデターが、匿名の中で学び、生き延びる第三の世代を生み出した。これが今、この2022年にミャンマーで起こっていることだ。ミャンマーの人口のうち半数以上は女性で、多くの女性がこのクーデターに反対する革命に積極的に関わっている。抗議運動の中で最初に撃たれたのも女性(ミャ・スウェト・スウェト・カイング)だった。抗議運動は市民的不服従運動(CDM)へと繋がっていった(多くの者が後に逮捕され、拷問によって殺された)。苦難の時だった。私たちの仲間のひとりは彼女の「作品」と「作家名」を隠すことで拷問による死から逃れることができた。私たちはまだ生き延びるために匿名でいる必要がある。できることをやっていく。そうしたいと思っている。あなたには、私たちが誰なのか知ることなく、私たちの言葉を読み、私たちに耳を傾けてほしい。自分については明かせなくとも、伝えたいことがたくさんある。勇敢さというものをあなたに伝えることができて、嬉しい。

「ロンジ」は、政治的に重要な意味を持っている。「会話」はお互いを凶器のように傷つけている。女性のシンボルは、国の復興に力を尽くす多数の女性たちの功績を称えている。匿名のアーティストたちの作品の中にも、同じものを見ることができる。人の生と死、そしてQRコードの関係性。この展示が伝えることは自分たちの肩に国を背負うという責任だ。私たちは常にそうしてきたし、その重みに圧倒される。匿名のアーティストであっても。常に恐怖とともに過ごさなければいけないことを心配していたし、それ自体を恐れてもいた。日々の暮らしとともに恐怖がある。抗議活動に参加するものを殺せと言われ、詩人や路上の写真家は拷問によって殺され、映画監督は逮捕され、人々は生きたまま焼かれ、村々は火をかけられる。それが昨日のこと。今日のこと。独裁政権が生まれてから16ヶ月、新型コロナウィルスの流行とクーデターによって何千もの命が失われた。みな自分の愛する者を失うことを恐れている。ミャンマーの人々は、ただ笑う自由、幸せに暮らす自由を自らの内に閉じ込めたままだ。

私たちが逃げ、隠れていなければいけなかったとき、ミャンマーの人々は自分たちがつくりだすアートからも離れなければいけなかった。伝えなければいけないことが、血のように体中をめぐっている。私たちは匿名で、名前を知られたくない存在だ。それでも今持っているもので、自分自身の手で、声をあげる。世界でもトップクラスのハッカーグループ「アノニマス(匿名)」が戦争を止めようと動き出したときに、正義と想いをもった匿名性の強さ、ということに感動にも似た気持ちを抱かなかっただろうか。匿名のハッカーたちが一刻も早く争いをやめるべきだと、ロシア軍のウェブサイトで訴えた。匿名という概念は、犯罪とばかり結び付けられてきたが、その状況も、大きく変わりつつある。

匿名の女性0(共同キュレイター)


お知らせ

昨年の大阪でのアートプロジェクトで「問題」があった。

公共な場で解決したい。

党派を持つ政治的な場では公正さを欠き、事実関係は明かされないだろうという不信感がある。

法的な場で、真実を明かしていくべきだと考えている。

そして、

アートスペーステトラでのキュレイションを共同キュレイターに移行した。

今回の展覧会では、ミャンマーの表現者と置かれている状況に注目してほしい。

上記の「問題」については、別の機会を設けて、本展覧会とは切り離した形で議論されることを願う。

展覧会

@福岡

会期

6⽉6⽇(⾦)ー6⽉12⽇(⽇) 平⽇ 13:00-20:00、⼟曜⽇ 12:00-20:00(最終⽇12:00-18:00)

会場

art space tetra(アートスペーステトラ)
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15

tel/fax 092-262-6560 e-mail info@as-tetra.info

入場料

500円(会期中共通)、6月11日イベント時は1000円

出品作家

匿名の⼥性1、匿名の⼥性2、匿名の⼥性3、匿名の⼥性4、匿名の⼥性5、匿名の⼥性6、匿名の⼥性7、匿名の⼥性8、匿名の⼥性9

(共同キュレイション:匿名の⼥性たち)

@東京

会期

6⽉16⽇(⾦)ー6⽉26⽇(⽇) 平⽇ 14:00-21:00、⼟曜⽇ 12:00-21:00(初日18:00ー、最終⽇12:00-18:00)

会場

Art Center Ongoing(アートセンター・オンゴーイング)
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7

tel/fax 0422-26-8454 email info@ongoing.jp

入場料

400円(会期中共通、お茶付)、パフォーマンス・イベント時(6/16、6/18、6/23、6/24)は1000円

出品作家

匿名の⼥性1、匿名の⼥性2、匿名の⼥性3、匿名の⼥性4、匿名の⼥性5、匿名の⼥性6、匿名の⼥性7、匿名の⼥性8、匿名の⼥性9

(共同キュレイション:匿名の⼥性たち)

シンポジウム

@福岡

ミャンマー ラペットーク!~私のお友達を紹介します~

日時

6⽉10⽇(⾦) 18:00-20:00

会場

art space tetra(アートスペーステトラ)
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15 tel/fax 092-262-6560 e-mail info@as-tetra.info

⼊場料

500円(会期中共通)+投げ銭 定員:20⼈程

使⽤⾔語

⽇本語、英語

ゲスト

ミャンマー⼈お友達2⼈

参加申し込み

anonymouswoman202206@gmail.com までEメールにてお願いいたします(当⽇受付可)。

お友達を作ることが世界の平和につながると信じている⼤塚がホストとなり、ラペットゥでおもてなししながら、お友達を紹介したいと思います。ミャンマーの⽂化の話からミャンマーでの経験まで、みなさんとインタラクティブにトークにしていきます。

パフォーマンス+アフタートーク

日時

6⽉11⽇(土) 18:00-20:00

会場

art space tetra(アートスペーステトラ)
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15 tel/fax 092-262-6560 e-mail info@as-tetra.info

⼊場料

1000円(展覧会⼊場料込み。会期中共通券をお持ちの⽅は500円)

使⽤⾔語

⽇本語、英語(通訳はつきません)

出演作家

匿名の⼥性2(ライブパフォーマンス)

ゲスト

匿名の⼥性0、他調整中

(ライブパフォーマンス)

本展覧会出品作家によるパフォーマンス公演を⾏います。福岡に滞在中の出品作家が、現在のミャンマーの状況を背景とした即興的⾝体表現を試みます。パフォーマンス後には出演作家及びゲストを交えたアフタートークを予定しています。

ライブパフォーマンス

匿名の女性2
16.06.2022 11.06.2022
前田穣
23.06.2022
小林勇輝
中止になりました
村田峰紀
24.06.2022

five minutes

Jessica Tanto
How to Hide Yourself Using Your Body

独占インタビュー

ミャンマー人女性
2022年秋公開予定!